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UL:SCCR

米国向け輸出にはSCCRにご注意ください
NEC2005年版新規定によりSCCR表示が要求されています



アメリカ向け輸出に関して最近良く話題になるのが"SCCR(短絡電流定格)"の標記要求です。
これは、制御盤主回路のそれぞれの機器の中でもっとも小さい短絡電流定格を、その制御盤のSCCRとして標記しなければならないというものです。
このように明記させる目的は、制御盤を設置する場所の推定短絡電流値よりも大きいものを使用させ、短絡事故を防ぐことにあります。
 しかし、あらかじめ設置場所の短絡電流がわかっている場合は少なく、汎用機器においては不可能です。
汎用機器ではなるべ高いSCCRをもてるように、各機種のサイズアップをはかるといった方法が一つの解決策です。
 しかしコスト面で難しい場合は、ブレーカとコンタクタやサーマルリレーを別々のメーカ品を使用するのではなく、統一してモータスタータコンビネーションとすることによって、一体型として高いSCCRを得られることができます。例えば、弊社コンタクタDILM7-15は単体としてはSCCRは5kAですが、PKZM0と組み合わせることによってSCCRが50kAになるのです。下表を参考にして下さい。
 複雑な要因がからむこともありますので、SCCRを上げる方法についてぜひ一度ご相談ください。






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